突然ですが、パンダで困っていませんか?
パンダって困りますよね。
だって、可愛すぎます。
だからですね。疲れたときは、パンダでしょう。
パンダがあれば、何でも出来る。
迷わずイケよ、イケば分かるさ!
1.2.3だ~~~~~っ!
私、パンダにいつも悩まされているんです。
例えばとてもつらい時。
そんなときは、いつだってパンダの登場です。
ゴロンゴロンと転がっているだけで、パンダって成立する。
そんなパンダになりたい。
いや、なりたくはない。
パンダで悩むと言うより、悩んでいる時にパンダが居る。
と言うか、パンダ逃避。
現実逃避じゃなくて、パンダ逃避です。
このままパンダ逃避を続けたら、いずれパンダになってしまうのではないか?
目の下のくまが、いずれ目の周りすべてが真っ黒になり。
さらには、
食べ物もの、笹ばかり食べるようになり。
ゴロンゴロンして過ごす。
ちょっと大きくなって、
白いはずの毛が、茶色くなる。
こきたいなパンダ。
そんなパンダになれば、世の中のいろんなコトは、ただの現象にすぎない。
パンダという名のわたしの悲しみ。
今日もまたパンダ逃避。
パンダの白黒って、簡単に言えば、光と影ということですよね。
世の中で、一番白黒つけてるのはパンダです。
世の中なんて、そんなに白黒はっきりするものではないのに。
パンダだけは、白黒はっきりつけてる。
世の中の光と影。
パンダの白と黒。
パンダが何者だなんて、誰も考えない。
パンダが社会にとって、どんな役割かなんて誰も考えない。
ただただ生きている。
笹を食べている。
それで良いのではないか。
白黒はっきりつけてもいいけど、笹だけ食べて生きていく。
白黒はつけるが、
どっちも笹だけ食べて生きてる。
裁くものはいない。
それがパンダという存在。
でも、パンダがあれば、世界が救えます。
パンダは、かわいい。
かわいいは世界を救います。
いろんなことをスルーして、
笹だけ食べて。
ゴロンゴロンしていればいい。
笹を食べて、ゴロンゴロン。
これが世界を救う方法。
好きな笹を食べて、1年に数日恋をして。
後の日は、笹を食べてゴロンゴロン。
それで世界は救われる。
人間を救うのは、神やヒーローや、巨大ロボット。だと、人間だと思っている。
ただ、本当に人間を救うのは、パンダなんだ。
パンダって、
笹を食べて、ゴロンゴロンしている。
木に登り、木から落ちる。
それでもまた木に登る。
それでまた落ちる。
吠えたり、噛み付いたりは、めったにしない。
求めるものが少ないから、平和。
すごく平和でというのは、あまり求めないことかもしれない。
そんなパンダが、世界を救ってくれる。
人間を救うのは、一見すると怠惰と思えるパンダなのかもしれない。
笹だけ食べて生きていこうとすれば、贅沢を言わなければ平和なのだ。
平和になることが、世界を救うのだ。
みんな、笹を食べればいい。
白黒はつけてもよいが、裁く必要はない。
合格ラインは徹底的に低くして、ゴロンゴロンする。
それでみんな救われる。
パンダの生き方にすれば、世界は救われる。
じゃあ、明日から、ずんぐりむっくりで、目の周りを黒く塗ろう。
笹を食べよう。
ゴロンゴロンしよう。
これからは、パンダが必要不可欠です。
今を生きる現代人。
AIの時代には、パンダが不可欠です。
だってパンダは、
ゆっくりです。
細かいことは分かりません。
ただ生きることを選択しています。
なぜならそれがパンダだから。
人間は、細かいことがわからない。
ただ、生きているだとダメなんでしょうか?
パンダには、なれないんでしょうか?
パンダになれば、もっと楽なのに。
これからはパンダが不可欠なのに。
本当に必要なものは、生きること。
もっさりとしてでも、生きていけばよい。
これから、パンダが不可欠なのは間違いない。
AIによって仕事が奪われる。
仕事が奪われても、笹が奪われなければそれで良い。
パンダは、笹があれば生きていける。
人間は、そこまでパンダと変わらない。
へんなラベルを付けて、分けなければいいだけ。
人間は、分けすぎる。
分けて、ダメなものを作りすぎる。
パンダみたく、自分のことだけ考えてゴロンゴロンしていればいい。
これからは、そんなパンダが不可欠だ。
日々の中で、そんなパンダへの誘惑が私を襲う。
私はパンダになりたい。
でも、私はパンダには成れない。
笹は固くて、噛み切る顎を持っていない。
笹を消化する、胃袋も持っていない。
私はパンダにはなれない。
パンダのように、ゴロンゴロンしていれば良いということにはならない。
何かをしないと、人間は許されない。
だからこそ、パンダでいたいという誘惑に、私は困らされている。
なので、
パンダでいていいのは、ある程度結果を出した後だ。
パンダになるために、結果を出していく。
苦しくても、めげずに一つずつこなしていく。
それでうまく行ったら、自分にパンダのご褒美を。
「自分にパンダのご褒美を」
ゴロンゴロンとして良い日を、たまには作っても良いですよね。
パンダになれる日が、現代人には必要です。